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瞑想&山巡礼リトリート情報

 深い瞑想意識を体験するためには、日常の雑事や人間関係、悪習慣、考え事などから離れることが必要です。
 私たちは、自覚がないことも多いのですが、ほとんどの人が、なにかへの依存症状態です。食べ物、薬物、ネットなどへの中毒だけではなく、仕事、人間関係、情報、そして自分の心が絶えず生み出す思考、感情、記憶、感覚などに依存(嗜癖addiction)しているのです。依存症状態のままでは、瞑想はできないのです。
 悪習慣を絶ちきり、無自覚な依存症から離れ、瞑想のことだけを考えて過ごすまとまった時間と、それが許される守られた空間が、これらとの断絶を容易にし、澄んだ瞑想意識をもたらすでしょう。
 瞑想&山巡礼リトリートでは、瞑想に専念できる環境を提供し、それぞれの段階に応じて、瞑想力を高められるようなプログラムとなっております。
 富士山を間近に臨む自然豊かな環境で、心と身体を十分に休ませ、調え、浄めます。熱心に瞑想に取り組み、身心の準備が整ったならば、揺るぎない平安の源である内なる静寂を体験することができると思います。それは一生(またはそれ以上)の財産および指標となることでしょう。
 すでに瞑想を長く続けられているかたは、よりいっそう瞑想意識を深め、確かなものにしていくことができると思います。
 リトリート期間中は、意識を内側に向け続け、精妙な意識状態を深めるために、必要事項以外の会話を慎み、「聖黙の原則」をお守りいただきます(参加者同士の交流や世間話は、ワークショップ前か終了後にお願いします)。一日二食の粗食と五戒もお守り下さい。
 瞑想を中心の生活をお送りながら、毎日、振り返りの時間や、ダンマを学ぶ時間も少しあります。
 最終日には、天候がよければ近くの山を登って巡礼し、富士山に向かって皆で感謝と慈悲の法螺貝を吹奏します。法螺貝は山=自然=神仏とつながる法具であり、身体を調える最善のプラーナーヤーマ(呼吸法)でもあることを体験していただきます。

日時: 2016年1月8日(金)14:00~11日(月・祝日)16:00 (3泊4日)

*初日午前着でも道場に入れます(要連絡) [終了しました。次回リトリートは現在企画検討中です。]

会場:法喜楽堂(山梨県南都留郡山中湖村)

定員:2名~12名程度

参加費:40000円

※参加費割引きについて
 リトリート開始の30日前までにお申し込み:早割36000円
 学割:30000円 3日間のみご参加:30000円

ファシリテーター:石川勇一(相模女子大学教授、臨床心理士)

主催:アートマンの館 (詳細はHPでhttp://yakata.me/)

参加申し込み・お問い合わせ:
 参加にはご予約が必要です。お申し込みのメールを下記宛てにお送りください。

yuichi(アットマーク)ahr.sakura.ne.jp 石川宛
*参加者の氏名をお知らせ下さい。
*その後、振り込み先をお知らせしますので、参加費をお振り込みください。
*振り込みが確認された時点で、申し込み予約完了といたします。
*予約が完了しましたら、詳しい道順などのお知らせとともに、再度ご連絡いたします。

<瞑想&山巡礼リトリートスケジュール>

*冬期は朝を少し遅くます。その他、一部変更される場合があります

【初日】
14:00~15:00 オリエンテーション
       勤行 瞑想
15:30~16:00 瞑想
16:30~17:00 瞑想
17:30~19:00頃 勤行 法談義 瞑想
21:00 就寝
 *初日のプログラムに食事はありません
 *法談義とは、ダンマや経典の学習、
  瞑想や修行法の話、シェアリング等を行います。

【二日目、三日目】
5:00頃  起床
5:20~6:00   勤行、瞑想
6:00~6:30頃 掃除、朝食準備
6:30頃~   朝食、休憩
9:00~10:00 法談義 瞑想
10:30~11:00 瞑想
11:30~12:00 瞑想
12:30~  昼食、休憩
14:30~15:00  瞑想
15:30~16:00  瞑想 (希望者は瞑想個人ファシリテーョン)
16:30~17:00  瞑想
17:30~19:00頃 勤行 法談義 瞑想
21:00     就寝
 *食事(粗食)は朝と昼の二回にです。食事の準備・後片付けのご協力をお願いします。

【最終日】
5:00頃  起床
5:20~6:00   勤行、瞑想
6:00~6:30頃 掃除、朝食準備
6:30頃~   朝食、休憩
9:00~12:00 マインドフルネス山巡礼&法螺貝ワーク (悪天候の場合は道場にて瞑想)
12:30~ 昼食、休憩、シャワー
14:30~15:30 瞑想、法談義、解散

その他のお知らせ と注意事項:

☆瞑想の方法は、呼吸に集中する瞑想を中心に行います。詳しいやり方ははじめにお知らせします。その他の瞑想も、バリエーションとして行います(慈悲の瞑想、歩く瞑想など)。

☆プログラムのない時間帯は自由時間・休憩となります。この時間に瞑想を続けていても構いません。

☆二日目、三日目に、希望者は、瞑想についての個人相談の時間をおとりします(無料)。

☆足を組んで座りますので、体を締め付けない楽な服装でいらしてください。
 坐布をご用意しておりますが、ご持参いただいても結構です。

☆四日目の山巡礼&法螺貝ワークは、悪天候の場合中止とし、瞑想のプログラムに変更します。足が悪い方や、体調の優れない方は、山には登らず、道場で各自瞑想をしていただくことができます。

☆四日目に巡礼するコースは、約3.6km、標高差約230m程度の、人があまり通らない山道です。山頂からは、富士山、山中湖が一望できます。

☆リトリート期間中は、意識を内側に向けるため、必要事項以外の会話を慎み、「聖黙の原則」をお守りいただきますようお願いいたします。参加者同士の交流や世間話は、ワークショップ前か終了後にお願いします。

☆リトリート期間中は、五戒、すなわち不殺生(殺さない、虫も含む)、不偸盗(盗まない)、不邪淫(不倫行為をしない)、不妄語(嘘・悪口・無駄話をしない)、不飲酒(意識を酩酊させるものを飲まない)をお守り下さい。戒を守ることが、瞑想の進展に大きな役割を果たします。

☆瞑想を深めるために、食事は一日二回(夜食なし)とします。水、お茶、ジュース等は飲まれて構いません(こちらでも準備いたします)。

☆休憩時間に共用キッチン、洗濯機、シャワーをお使いいただくことができます。

☆道場への宿泊は、原則として男女別相部屋となります。
 通われて(部分)参加の場合は、平野地区の宿が近くてお薦めです。

☆道場の掃除、食事の準備・後片づけなどを協力して取り組んでいただきますようお願いします。食事のご奉仕の申し出も歓迎いたします。

☆冬も道場内は薪ストーブや個人用ホットマットがありますので、暖かく過ごせます。ただし、冬の山中湖は厳冬ですので、心配な方は、膝掛けなど暖かくするものをお持ちください。

☆当日キャンセルの場合は参加費は返金できませんのでご了承下さい。

☆悪天候や定員に満たない場合、その他やむを得ない状況によってリトリートが中止になることがあります。その場合は、参加費は全額返金いたします。


ワークショップ情報

<1日瞑想会>11:00~16:30 
2016年1月31日(日)
2016年2月28日(日)
2016年3月27日(日)
会場:相模女子大学831教室
詳細はこちら (要予約・予約受付中)

<瞑想リトリート>
2016年1月8日(金)~11日(祝)
会場:法喜楽堂(山中湖村)
詳細はこちら
無事終了しました。
リトリート参加者の体験記